建物劣化診断


本日の診断は下野市のとある住宅。
外壁はALC板です。

前回塗装したのは10~15年前との事で、全体的に表面の塗膜は
チョーキング現象(紫外線、風雨などによる塗膜表面の粉化)がかなり進行している状態です。
チョーキング現調S様邸(R3.2).JPG

このようにチョーキング現象は一目でわかる塗膜の劣化現象です。このように粉を吹いてきたら
塗替えの一つのサインです。



建物劣化診断 屋根の劣化


こちらは某所住宅の屋根コロニアルの状況です。
屋根の北斜面には全体的にコケが生えています。
このようなコケや藻は塗装前の高圧水洗浄できれいに落としてしまいます。
DSC_4186.JPG


これは屋根化粧スレート瓦(コロニアル)のひび割れです。
今回は全部で2ヶ所ひび割れ箇所がありました。
(1階の下屋屋根には薄い表面的なひび割れ線が数か所ありました。)
DSC_4187.JPG

コロニアルのひび割れは多いお宅では10か所以上発生している場合もあります。
当然塗装の前に補修工事が必要になりますので、事前の診断調査の際に目視等で実際の屋根の状況を
把握しておく必要があります。

建物劣化診断 小山市内の建物


こちらは小山市内の建物です。
サイディング板の表面がかなり劣化しております。

es-2019527-002.JPG


外壁を手でこすると・・・

es-2019527-003.JPG

真っ白に・・・

チョークのような粉がつくことから、「チョーキング現象」と呼ばれている劣化現象です。
主に紫外線による塗膜表面の劣化症状です。このまま進行すると壁面の防水機能が低下します。

「チョーキング現象」は塗り替えの一つのサインです。築10年以上、または前回の塗装から
10年以上経っているお住まいは進行している可能性があります。擦ると白い粉がつきますので
すぐにわかります。(ちなみにこの写真はかなり進行しているケースです。)
(手が汚れますのでご注意を!よく洗ってくださいませ。)

他にも「外壁のひび割れ」や「シーリング材の切れ」その他などなどの劣化症状にも注意しなけ
ればなりません。

日常じっくりとおすまいの壁を観察することなどしませんよね。
でも半年・・・いや年に一回でも結構ですのでちょっと気にして観察してみてください。
ちなみに外壁の窓などの「サッシ枠の四隅」などは特にひび割れが発生しやすいので、注意して
見てみてください。




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