住宅塗装レポート134

  • 投稿日:2023年 5月13日
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こちらは小山市内の只今塗装工事中の現場です。
今は塗装前のシーリング工事です。

サイディング板間の目地のシーリング材を「打替え」ています。
既存の古いシーリング材を撤去した後の状態
K様邸 シーリング打替え3.JPG



目地の奥底の青い部分は表面がツルツルしたテープです。
このテープに接した部分は局所的にシーリング材がくっつきません。
でもそれで大丈夫です。板間目地のシーリング材は両脇の壁面だけにくっつける2面接着が基本です。
目地奥底面までくっつけると3面接着になります。2面より3面の方が接着面が多いので何だか丈夫な気がしますが、
実際は2面接着の方が建物(壁材)の振動に対し柔軟性が高く、3面接着よりも切れにくくなります。
K様邸 シーリング打替え2 .jpg


撤去したシーリング材
「こんな感じて交換しています」とお施主さんに進捗状況をお見せしました。
K様邸 シーリング打替え .jpg





住宅塗装レポート133

  • 投稿日:2023年 5月11日
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こちらは前回アップした住宅の完成写真です。
T様邸施工後1.JPEG


下の写真は施工中の状況ですが、この写真の部分の塗膜がかなり剥がれておりましたので、高圧水洗浄とケレン作業で出来る限り既存の弱い塗膜をはがしました。茶色の部分が既存の塗膜ですので、ほとんどはがしてしまいました。

そもそも剥がれた原因は端的に言えば、下地の素材に合わない塗料(下塗材)を選定したか、あるいは下塗り材自体が塗っていなかったかのどちらかだと思われます。

この部分は「塩ビ鋼板」と言われる素材ですので、ただの鋼板(トタン)と違い、専用の下塗り材を塗るなど適切な塗料を塗らないと早期に不具合が生じます。
パラペット高圧水洗浄後 (3).jpg 
   

施工完了
T様邸施工後2.JPEG

外壁塗装 プロタイムズ 小山市