建物劣化診断 シーリングの劣化



先日拝見したお宅です。
サイディングの板間目地のシーリング材が劣化、破断していました。
原因は目地幅又は深さ不足によるもの、事前の下塗り材の塗布が十分でなかった、或いはシーリングの3面接着などが考えられます。いずれにしても施工に何らかの問題があったという事です。
※「3面接着」に関しては別途記事を作成いたします。
シーリングの破断.JPG

当然これは塗装の際は全て撤去し新たにシーリングを施工することになります。
また、写真はありませんがこのお宅の西面の1階窓サッシの脇のシーリング材は触診診断の結果、部分的に硬化不良を起こしていることが判明しました。触ってみるとシーリング材がヌルっとして正常に固まっていません。明らかに施工不良です。お施主様にも実際に触っていただきました。「こんなところ普段は触らないからわからなかった」との事でした。硬化不良の主な原因は2液性のシーリング材の練り混ぜ不足が考えられます。

このように事前にしっかりと建物の劣化診断をすることによってのみ、適切な治療(正しい塗装工事)が可能となります。



建物の劣化診断で大切な資産である住まい・ご家族を守る!
「愛する家族に安心をずっと。」  
それが弊社の思いです。
愛する家族に安心をずっと。2.jpg
外壁塗装 プロタイムズ 小山市