建物劣化診断 小山市内の建物
- 投稿日:2019年 5月30日
- テーマ:劣化診断
こちらは小山市内の建物です。
サイディング板の表面がかなり劣化しております。
外壁を手でこすると・・・
真っ白に・・・
チョークのような粉がつくことから、「チョーキング現象」と呼ばれている劣化現象です。
主に紫外線による塗膜表面の劣化症状です。このまま進行すると壁面の防水機能が低下します。
「チョーキング現象」は塗り替えの一つのサインです。築10年以上、または前回の塗装から
10年以上経っているお住まいは進行している可能性があります。擦ると白い粉がつきますので
すぐにわかります。(ちなみにこの写真はかなり進行しているケースです。)
(手が汚れますのでご注意を!よく洗ってくださいませ。)
他にも「外壁のひび割れ」や「シーリング材の切れ」その他などなどの劣化症状にも注意しなけ
ればなりません。
日常じっくりとおすまいの壁を観察することなどしませんよね。
でも半年・・・いや年に一回でも結構ですのでちょっと気にして観察してみてください。
ちなみに外壁の窓などの「サッシ枠の四隅」などは特にひび割れが発生しやすいので、注意して
見てみてください。