建物劣化診断 この塗装はひどいな!



先日行った劣化診断時に撮影した写真です。
某大手企業が建てた賃貸アパート。

この建物は過去に1度塗替え工事を行っており、今回は2回目の塗替え工事になります。
弊社のお取引先の方にご紹介いただき拝見させていただくことになりました。

前回の塗装の状況です。
スケ1.jpg

スケ2.jpg

ちょっとタイトルにきつい言葉を使ってしまいましたが、しかしだいぶ控えめに申し上げてもひどい仕上げです。
こんな状況でもぱっと見は、離れてみればきれいに見えるかもしれません。
が、実際は写真の通り塗装が「すけすけ」の「ぬけぬけ」です。壁全体的にこんな感じです。
恐らく下塗り1回+上塗り1回(通常は上塗り2回)しか塗っていないか、もしかしたら上塗り1回塗のみの
可能性も否定できません。

因みにこれは単に見栄えの問題だけではありません。既定の塗布量が塗られていないと当然塗料の
本来の性能が発揮されず、早期のうちに塗膜が劣化して建物の保護機能が低下します。

これが我々塗装業者が一般の消費者の皆様に今一つ信用されない理由。
「ぱっと見わからないでしょ!きれいに塗ってしまえば1回でもどうせわからないって!」

いったいいつまでこんなことをやり続けるのか。なぜこの手の業者は淘汰されないのか?

同じ業界に身を置く者として、ふんまんやる方無しです。





外壁塗装 プロタイムズ 小山市