住宅塗装レポート119



こちらはアパートの屋根です。
住宅ではありませんが、住宅の屋根によく見られるコロニアルの屋根です。

遮熱系の屋根下塗り塗料(白色)の塗装が終わり、乾燥後に漏水防水のタスペーサーを差し込んだところです。
アパート屋根タスペーサー設置.JPG

(タスペーサーアップ写真)
タスペーサーアップ写真.JPG

ポリカーボネート製で丈夫です。
これをコロニアルの重なり目の隙間に差し込むことで強制的に(タスペーサーの厚み分の)隙間を確保し、
塗料でコロニアルの隙間が埋まる(詰まる)のを予防します。

重なり目が塗膜で埋められてしまうと、毛細管現象で水分が逆に吸い上げられたり、瓦と瓦のつなぎ目など
から入った水分が出口を失い、そのままコロニアル下地の野地板の止め釘を伝って建物内部への浸水する場合
があります。弊社ではこのタスペーサー設置を屋根塗装の際の必須項目とさせていただいております。

漏水防水のタスペーサーの詳しい解説動画は下記メーカーの動画がお勧めです。

(動画①)㈱セイム 「タスペーサー実験ダイジェスト」
(動画②)㈱セイム 「縁切りが必要な理由」


外壁塗装 プロタイムズ 小山市