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建物劣化診断 シーリングの劣化
先日拝見したお宅です。
サイディングの板間目地のシーリング材が劣化、破断していました。
原因は目地幅又は深さ不足によるもの、事前の下塗り材の塗布が十分でなかった、或いはシーリングの3面接着などが考えられます。いずれにしても施工に何らかの問題があったという事です。
※「3面接着」に関しては別途記事を作成いたします。
当然これは塗装の際は全て撤去し新たにシーリングを施工することになります。
また、写真はありませんがこのお宅の西面の1階窓サッシの脇のシーリング材は触診診断の結果、部分的に硬化不良を起こしていることが判明しました。触ってみるとシーリング材がヌルっとして正常に固まっていません。明らかに施工不良です。お施主様にも実際に触っていただきました。「こんなところ普段は触らないからわからなかった」との事でした。硬化不良の主な原因は2液性のシーリング材の練り混ぜ不足が考えられます。
このように事前にしっかりと建物の劣化診断をすることによってのみ、適切な治療(正しい塗装工事)が可能となります。
建物の劣化診断で大切な資産である住まい・ご家族を守る!
「愛する家族に安心をずっと。」
それが弊社の思いです。
保険が適用された工事事例
- 投稿日:2023年 9月15日
- テーマ:その他
こちらは弊社で2018年3月頃に施工させていただいたお家です。
5年以上たちましたが、まだまだピカピカです!
お施主様よりご連絡があり、「ひょうが降って雨樋にあちこち穴が開いてしまったので、直してほしい」との事でした。確認したところ確かに穴が複数個所開いていました。
雨樋は全て新品に交換することになりました。
今回はひょうによる災害という事で、保険適用の工事となりました。
急な出来事にも「しっかり素早く解決!」で、大切な資産である住まい・ご家族を守る!
「愛する家族に安心をずっと。」
それが弊社の思いです。
塗装出来ない屋根材があります。
取引先の業者様から下の屋根材の写真が送られてきて、塗装ができるかお問い合わせがありました。
こちらはケイミューの「セイバリーNEO」という製品で、非常にひび割れやすく、塗装だけではひび割れの発生は防げません。新しく屋根をふき替えるか、この上に別の新しい屋根材をのせる(カバー工法)かをお勧め致します。
このほかにも、塗装しない方がいい屋根材が多数あります。
(塗装をお勧めしない代表的な屋根材)
・コロニアルNEO
・パミール
・コロニアルクアッド、グラッサ
・かわらU
・レサス
・グリシェイドNEO
・ザルフ、ザルフグラッサ
・アーバニー、アーバニーグラッサ
・シルバス
自宅の屋根にどんな製品が使われているのかを確かめる方法
(1)おうちの図面に「仕上げ表」というのがあれば、屋根に使用されている製品名が
記載されている場合があります。
(2)塗装等の見積もりを依頼する際に業者に確認してもらう。
塗装業者なら塗装できる瓦かどうか必ず確認するはずです。
※因みに塗装業者でも正確に判断できない(あるいは面倒なのでしない?)業者も
実際に結構いますのでご注意下さい。
素材を的確に見極め、
しっかりと長持ちする塗料で大切な資産である住まい、ご家族を守る!
「愛する家族に安心をずっと。」
それが弊社の思いです。