住宅塗装レポート74

  • 投稿日:2017年 3月 4日
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まずは1件目。モニエル瓦のお宅です。
屋根は棟トタンの中塗が終わりました。
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外壁は中塗りまで完了。
中塗り(1回塗り)だけでも結構つやが出ます。
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今回外壁を塗っている塗料は、塩ビ系の配線カバー(下の写真の白い部分)には不向きな材料ですので、ビニール養生(塗らない部位をビニールで覆うこと)をします。
普段劣化診断などでいろいろなお宅を拝見しておりますと、たまに何でもかんでもめんどくさがって外壁用の塗料を塗りまくっているケースがあります。どんな素材かによってそれに適切な、あるいは適切でない、塗料があります。とてもプロとは思えません。
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2階の軒天井は塗装が完了しました。
軒天井は素地の状態が当初の予想以上に粉っぽかったので、(通常下塗不要の塗料ですが)急遽、念の為特に接着力の強い下塗り材を塗ることにしました。少しでも不具合が起こるリスクがある場合はそれに対処します。これで安心です。
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2件目のお宅は、昨日今日でシーリング打替え工事を行いました。
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下の写真のコーナー部分のレンガ調役物は取らずに塗装しようかと思いましたが、ビスで止まっているだけなので、一旦全部外して塗装した後にまたもとに戻すことにしました。
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せっかくコーナー部材を外したので、部材で隠れていたコーナー部分のシーリングも打替えてしまおう!
ということで、全部打替えました。
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上の写真で、サイディング板の厚みの部分は塗装がされていません。最終的にはコーナー部材で隠れて直接雨にあたるわけではありませんが、意外とこのような無塗装部分は湿気などの水分を吸いやすく、サイディング自体の劣化につながりますので、この部分もしっかりと下塗りから3回塗りしないといけません。
外壁塗装 プロタイムズ 小山市