住宅塗装レポート70&定期点検 小山市の住宅
- 投稿日:2017年 2月23日
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さて、こちらのお住いは本日屋根・外壁の高圧水洗浄作業です。
屋根はモニエル瓦です。
なんと洗浄作業が本日中に終わらずまさかの延長戦!明日も引き続き高圧水洗浄作業です。
こんなことめったにありません。というか初めてです。原因は屋根材が「モニエル瓦」だったことにあります。
この瓦は表面の脆弱層を完全に除去しないで塗装すると高確率で塗膜がはがれます。
詳しくは過去記事へ!
【住宅塗装レポート67 小山市の住宅塗装】
今回はなかなかこの部分がきれいに落としにくかったようです。これでもかっていうくらいじっくりと丁寧に瓦1枚ずつ洗浄した結果、本日中に作業が終わりませんでした。トホホ。でもあとで塗装がはがれないためにもここでしっかり洗っておかなければいけません!
さて、話は変わって、本日は定期点検が4件ありました。全て小山市内の住宅です。
まずは1件目。2年目点検です。
こちらの写真ですが、屋根コロニアルに設置したタスペーサー(赤丸部分)がしっかりとコロニアルの重なり目の隙間を確保し、水分を留まらせず下方に流しています。雨漏り防止にはタスペーサー設置をお勧めします。
ぱっと見はがれているように見えますが、単なる汚れです。
コロニアルのこの先端の部分は汚れや水分がたまりやすく、塗膜が痛みやす部分ですので、先の方までしっかり塗装する事が重要です。
手で軽くこすると、簡単に汚れが落ちます。
屋根外壁共に異常なし!
次は2軒目。2年目点検。
こちらは屋上がシート防水です。外壁はモルタル壁で、伸びのある「弾性塗料」で施工してあります。屋根外壁異常なし!
次は3件目。2年目点検。
まだ施工して2年しかたっていないので、とてもきれいな状態です。
当然屋根外壁とも異常なしでした。
本日最後の4件目。1年目点検。
もともと北面外壁の複数の窓サッシ下部の水の切れが悪く、水分の影響で窓下の外壁がかなり痛んでいました。
特にお風呂場の窓下は水が常に壁面を伝い、外壁を痛めていましたので、サッシ廻りのシーリングを取り替えて、窓サッシ下左右2カ所に水切り部材を新たに設置して水の切れを良くして、外壁に水が伝わりにくくするようにしました。
ただ塗装するだけではなく、ちょっとした工夫を加えることで壁の寿命をより伸ばす事ができます。
こちらのお宅も屋根外壁共に異常なし!