住宅塗装レポート68 小山市の住宅塗装

  • 投稿日:2017年 2月20日
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今回のお住いは屋根に付いている温水器の撤去作業があります。本日はその撤去作業を行いました。

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近くで見ると、結構大きいです。
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さて、今回は建物の1階と2階の中間部分(下写真の赤で囲った部分)に横ラインを入れる(ここだけアクセントの意味で外壁の色を変える)ので、正直ちょっと手間ではありますがシーリングの色もその仕上げの色に合わせて2色に分けて施工しました。
シール色分け.JPG

シーリング材の色を仕上げの塗料の色に合わせる理由は下記の通りです。

シーリング材はゴムのように柔らかい素材です。その上に硬い(弾力性のない)塗料が塗られますと、後々そのシーリング材の上に塗った部分だけ、塗膜がパリっとひび割れやすくなります。(あくまでも表面の塗膜層のひび割れであって、シーリング材そのものがひび割れるわけではありませんので、防水上特に問題はありません。)これを完全に防止する方法は残念ながらありません。
ゴムのように柔らかい性質の塗料もあるのはあり、そのような塗料を塗ることもひび割れ防止策の一つですが、そのような塗料よりも更にシーリング材の方がよく伸びますので、それで完全に塗膜がひび割れないとまでは断言できません。

例えば、白いシーリング材を施工した上に黒い塗装をしたとします。
この場合、シーリングの上に塗った塗膜が後でひび割れた場合、下の白いシーリング材が見えて、結構目立ってしまいます。シーリング材の上の部分の塗膜は「100%ひび割れる!」とまでは申し上げませんが、その可能性が結構有る以上、念には念を入れて、ひび割れた時になるべく目立たないようにするために、仕上塗料の色に合わせたシーリング材を施工させていただくことにしています。
万一、シーリングの上に塗った塗膜がひび割れても、下のシーリング材が同じような色ならば目立ちにくくなります。

ということで、シーリング材の施工に関するひと工夫でした。
(シーリング材は塗装工事完了してしまうとほとんど隠れて見えなくなってしまいます。でも、出来ること、やるべきことはきちんとやることにしています。)

さて、明後日はいよいよ水洗いです。
外壁塗装 プロタイムズ 小山市